極早生ミカンスタート

トップを切るのは「日南の姫」
今年産温州ミカン収穫開始
4865㌧の出荷を計画
極早生の「日南の姫」を収穫する谷口哲嗣さん

 JA紀南管内で今年産温州ミカンの収穫が始まった。トップを切るのは極早生の「日南の姫」で、JAの市場初売りは、平年並みの9月15日にからとなる。肥大や減酸も順調でJAでは潤沢な出荷をめざす。
 JAの今年産の温州ミカンの出荷計画量は、極早生2250㌧(前年比103%)、早生は2600㌧(同121%)で、その他を合わせると4865㌧(同108%)を見込む。
 今年は全般的に開花が平年より4日程度早く、8月中旬までは少雨だったことから、糖度は平年より高い。また、8月の盆明けからの降雨で、肥大も良好だ。
 上富田町の谷口哲嗣さん(41)は12日から「日南の姫」の収穫を始めた。マルチ栽培に取り組んでおり、「今年は生育も順調で、食味も良く仕上がっている。ほのかに酸味のある初物の露地ミカンを多くの人に食べてほしい」と話す。
 JAの市場販売は、「日南の姫」を皮切りに、9月は極早生の「YN-26」「日南1号」と続き、10月に入ると「ゆら早生」と「上野早生」に品種をリレーする。早生は10月下旬から始め、年末の木熟を経て年明けの2月まで出荷する。
 JA管内では約930戸が、約630㌶で温州ミカンを栽培する。今年産の生産予想量は、極早生が2833㌧(前年比99%)、早生が5751㌧(同97%)で、中生晩生を含む合計で8600㌧(同98%)としている。