安全・安心な野菜を子どもたちへ

安全・安心な野菜を子どもたちへ
給食センターへ年間供給
安全・安心な野菜を子どもたちへ

 安全・安心な食材を子どもたちに食べてもらいたい――。JA紀南の学校給食食材生産研究会は、地元の給食センターへ地場産の新鮮野菜などを納品している。岡﨑弘雄会長は、「会員数は減少しているが、求められている食材を安定して供給し、活動を継続していきたい」と話している。
 生産農家の所得向上と、子どもたちに地産地消の意識を高めてもらおうと2007年に発足。現在は13人の農家が、玉ネギ、葉ネギを中心に、ハクサイ、キャベツ、ジャガイモ、ダイコンの6品目を生産し納品している。
 納品先は、田辺市立城山台学校給食センターと田辺市立大塔中辺路給食センターなど。毎月末に給食担当者との会議を行って、納品数量の確認や、献立に基づき生産を行う。昨年度は約12㌧の野菜を納品した。
 近年は児童数が減少し、需要が年々右肩下がりになっているが、地域の方にもっと地場産の新鮮な野菜を食べてほしいとの思いから、同会では給食以外にも取り扱いを増やし、地元を盛り上げられないか検討している。
 生産者からは「この取り組みは農家にとっても収入確保につながり助かっている。できるだけいいものを作って子どもたちに食べてもらって元気に育ってほしい」と話している。