大切な梅干しを守ろう

大切な梅干しを守ろう
盗難防止へ夜間パトロール
JA紀南青年部三栖支部
大切な梅干しを守ろう

 丹精込めて生産した梅干しを盗難被害から守ろうと、JA紀南青年部三栖支部は9月下旬から夜間警戒パトロールを始めた。7年前から毎年継続している取り組みで、来年2月ごろまで継続する予定にしている。
同支部の地区は管内きっての梅どころで、多くの農家は収穫した梅を塩漬けし、天日干しをしてタルに詰める一次加工を行う。JAなどに出荷するまで、「白干し梅」のタルを倉庫に保管している。
その梅ダルを狙って、近年では2016年から18年までの間に6件の盗難被害が発生。ここ4年間は被害届が報告されていないが、全国的に農作物の盗難が多発していることからも、予断は許さない状況だ。
今年は天日干しをする時期の天候が良かったため、早い時期から倉庫にタルがたまると想定し、パトロールを例年より1週間ほど早くスタートした。
夜間にJA三栖支所に集合した部員らは、軽トラックに「梅干し盗難防止パトロール中」と書かれた蛍光ステッカーを貼り、手分けをして巡回。倉庫のカギが壊されていないか、不審者や不審車両が隠れていないかなど目を光らせた。
田中朗義支部長は「白干し梅は、農家が一生懸命育ててきた集大成。それを盗られてしまうのは非常に悔しいことなので、しっかりパトロールしたい」と語った。