マルチ応援隊

マルチ被覆はお任せ!
高品質ミカン栽培を支援
従業員らが応援隊結成
マルチ応援隊

 ミカン園へのマルチ被覆が困難な農家を支援しようと、JA紀南では今年も選果場従業員らによる「マルチ応援隊」を結成した。7月下旬から約1カ月間、要望のあった農家の園地で活動する。
 糖度や着色アップなど、高品質ミカン栽培に欠かせないマルチ被覆だが、作業が夏場である上、近年は特に高齢化や人手不足などにより、被覆したくても困難な農家が多い。
 そこでJAは選果場の閑散期を利用し、従業員らで「マルチ応援隊」を結成。部分被覆や全面被覆など、さまざまな要望にも応えながら作業にあたっている。
 農家負担は1人1時間1500円(10㌃当たり目安2万4千円)。今年は9戸の農家から派遣要請があり、8月下旬までに18の園地で304㌃を被覆する予定にしている。
 毎年要請しているという田辺市の坂下忠司さんは、「作業の勝手を知っているので安心して任せられる。大変な作業なので来てもらって本当に助かっている」と喜んだ。
 JA総合選果場の寺本誠場長は「暑い中だが、生産者には毎年喜んでいただいている取り組み。品質の良いミカンが仕上り、高単価で販売できれば」と話している。