木成りハッサク出荷本番

木成りハッサク出荷本番
小玉傾向も濃厚な味わい
木成りハッサク出荷本番  JA紀南では樹上で長期間熟成させてから収穫する「木成りハッサク」が本番を迎えた。9月以降の少雨が影響し小玉傾向となっているが、本年は糖高傾向で良好な食味に仕上がっている。
 さわやかな酸味とほのかな甘みが人気の「ハッサク」は、通常早いもので年末から収穫が始まるが、JAの木成りハッサクは2月下旬頃まで樹上にならせて出荷するのが特徴だ。
 熟度が増すにつれて落果しやすい品種であるため、長期間木に成らせるほどリスクが高まるが、他産地との差別化を図ろうと、93件の農家が木熟栽培に取り組んでいる。
 生産者の田辺市上秋津の中山皓靖さん(35)は、「落果で歩留まりは悪くなっても、おいしいものを届けたいという思いで頑張れる。今後も栽培管理にこだわって木熟栽培を続けたい」と意気込んでいる。
 管内では4月上旬まで出荷が続き、関東・京阪神方面へ約100㌧を出荷する見込み。