1990年代以降認知度が上昇してきたドライフルーツ。2012年には、食物繊維をはじめとする栄養豊富な食材として注目を集め、以後も美容・健康食材として女性を中心に需要が拡大しています。 需要の拡大とともに、プルーンやレーズンといった海外産から、国産への期待が高まっているとともに、素材本来の個性を活かした製品開発が期待されています。 健康志向であり、個性がある梅。そしてドライフルーツ市場では新しい品目であることから、そのまま食べる個袋入りをはじめ、グラノーラや菓子への素材としての需要を見込んでいます。 JA紀南では、この度の事業開始を機に、ドライフルーツという新たな食を提供することにより、特産品である梅の需要を底上げするとともに、中晩柑においても新たな需要拡大を展開し、農家の所得向上に貢献したいと考えています。