6月に収穫され、倉庫の中で塩漬けされていた南高梅が、やっと日の目に当たるときがやってきました!

日の目というより、太陽の目というか…。
真夏の太陽の下で、このように木ザラに並べられます。
いや〜暑い暑い。海水浴で日焼けしているというレベルではないですよ。
片方だけ日焼けするとかっこうわるいので、色がついてきたら裏にひっくり返されます。
最初は黄色いのですが、日焼けすると薄紅色になります。
その上、塩も出てきます。なんたって、20%の塩で長いこと漬けられていたんですから。
雨が降ると、ビニールをかけてもらえます。
シャワーのようで気持ちよさそうなのにだって?
いやいや、せっかく水分を抜くように日焼けしているのに、雨にぬれると台無しなんです。
三日三晩干されて、ようやく一人前の梅干しになれます。
でも、人間でもいろんな人がいるように、梅干しについても、ハンサムもおればブサイクもいます。
まるまる太った梅干しもいれば、かわいい小さいサイズもいます。
木ザラの上で、一緒に干された仲間の梅干したちは、その外見とサイズ別に分けられるんです。
最高にハンサムな梅干しは、「A級」という称号をもらえます。
A級というとエリートのような感じがしますが、実は努力家なのです。
木になっているときから、風や雨、害虫などからの攻撃に耐え、さらに塩漬けされている期間も破れることなく頑張ってきたのです。
そして暑い中、天日干しされても、ふてくされて固くなるということなく、丸々とふっくらした梅干しになるのです。
このハンサムな梅干しこそ、「果肉がたっぷりで柔らかい」紀州梅の代名詞なのです!
ぜひ多くの人さまに、努力家の「A級」梅干しを食べていただきたいです。せっかくですから。
梅干しの気持ちになって書いてみました。