JA紀南広報誌

6月号p019-01

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まるでねぎ坊主みたい!
生花用にアリウムを栽培
高岡政春さん


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 高岡政春さんは、「大きめのねぎ坊主」という表現がピッタリの生花用のユリ科の花、アリウムを自宅近くの畑で栽培しており、5月中旬から本格的に出荷を始めた。
 串本町は県内でもアリウム栽培が盛んな地域で、15
戸の農家が取り組む。品種は主に「サツキ」で、1㍍ほどの高さに成長した茎の先端に球形の白い花をつける。
 栽培歴10年以上になる高岡さんは、今年も奥さんと共に2㌃の畑で平年並みの約1万本を収穫した。
 アリウムは、生け花としてアレンジする際のニーズに対応し、まだ茎がやわらかいうちにビニールひもで茎を誘引して育てる。茎をまっすぐ伸ばした「直」もあるが、S字に曲げた「S字」や茎を一回転ループさせた「丸」という3つのタイプがあるのがユニークだ。
 収穫は茎の回りの葉をすべてむしり、家で長さを調整して規格をそろる。さらに花を一本ずつ手で開かせて、各タイプとも10本1束にして箱詰めする。
 出荷は5月中に終わるが、その後、土中の球根を掘り起こし、次のシーズンの栽培に利用するため冷凍保存するなど、一連の作業が半年以上は続く。
 高岡さんは「とにかく手間暇がかかる花だが、費用はほとんどかからないのが良い。串本の温暖な気候が合っているのか、毎年よく育つ。まだまだがんばっていきたい」と話している。

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