JA紀南広報誌

6月号p018-02

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新スモモ「シンジョウ」
出荷前にPRパンフ作成
新庄すもも部会


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 【三栖谷営農室】「シンジョウ」は田辺市新庄町で発見されたスモモの新品種だが、地元の新庄すもも部会(坂口久夫部会長)はシンジョウの収穫が始まる6月下旬を前にPR用パンフレットを作成し、これを出荷箱に入れて消費者や市場の認知度アップにつなげようとしている。
 シンジョウは昨年11月、農水省に新品種として正式に登録された。原木の持ち主である新庄・内ノ浦の森山唯雄さんから旧JA紀南が品種の権利を譲り受け、平成11年から品種登録を申請していたものだ。
 同部会は品種登録を機に栽培や販売にさらに力を入れようとの動きが活発になり、今回は中山間地域等直接支払交付金制度の資金や部会費などでパンフレットを作ることとなった。
 「すもものプリンス・シンジョウ誕生」との題字を書いたパンフでは、消費者に生産者の顔を見てほしいとの思いから、部会員の集合写真を掲載した。作成段階では青年部上富田支部の谷本雅司さんが携わった。
 シンジョウのJA紀南管内の栽培面積は約一㌶。これまで東京方面を中心に試験的に販売してきた。高糖度で食味が良いことから市場評価は良いが、パック詰めには課題が残る。果実同士が当たり、外観が悪くなるという点だ。
 現状ではフルーツキャップをかぶせて問題を補っているが、新たなパック詰め方法を模索しており、今後どのように有利販売につなげるかがポイントとなる。
 三栖谷営農室の三谷秀彦営農指導員は「品種登録後初めての出荷だけに、部会員一同注目している。課題もあるが、パンフレットなどで多くの消費者に知ってもらい、味も分かってほしい」と話している。

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