JA紀南広報誌

6月号p015-02

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水稲
◆穂肥
 穂肥は出穂後の葉のチッ素含有量を高め、同化能率を高めることによって登熟を効率的に行わせる効果がある。ただ、施用時期を誤ると無効分けつが多くなったり、下位節間が伸長し倒伏の原因となる。施用時期は出穂後20日前が基本である。近年気候が暖かくなってきており、出穂期が早くなっているので注意する。施肥量は表1を参考にする。また、LP444・LPSSコシ1号などの「一発肥料」を施用している場合は穂肥を施用する必要はない。
◆病害虫防除
 出穂直前に、紋枯病にはモンカット水和剤1000倍(14日前まで・3回以内)、穂いもち病にはカスラブサイドゾル1000倍(21日前まで・5回以内)、コブノメイガ・ウンカ類・ツマグロヨコバイにはMR.ジョーカーEW2000倍(14日前まで・2回以内)を散布する。
 粒剤で防除する場合は、7月上中旬に、ウンカ・ヨコバイ・ニカメイチュウにはパダントレボン粒剤を10㌃当たり3㌔(30日前まで・3回以内)、いもち病・紋枯病にはフジワンモンカット粒剤を10㌃当たり4㌔(45日前まで・3回以内)。7月下旬~8月上旬にトビイロウンカ・コブノメイガ・ツトムシにはアプロードパダン粒剤を10
㌃当たり4㌔(30日前まで・4回以内)を散布する。
◆キシュウスズメノヒエ対策
 キシュウスズメノヒエ(ノタリ)は、あぜ管理を怠ると2~3㍍も侵入し、イネを覆い収穫作業の邪魔になるやっかいな雑草だ。対策として、移植後25~40日に、クリンチャーバスME液剤100倍(収穫50日前まで・2回以内)を落水散布する。ただし高温時には薬害を引き起こす場合があるため使用を避ける。(水稲は秋津谷営農室・榎本雄司が担当しました)

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