JA紀南広報誌

6月号p014-02

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ミカン

◆隔年結果対策
 今年のミカンは着果過多樹が多く、来年の生産量の減少が心配される。木の状態を見て、結実樹では枝別摘果や木の上部摘果を行い、今年休ませる遊休樹では園別全摘果などの対策を早急に実施しよう。

◆摘果
 摘果作業はできるだけ早く極早生から始める。全国的に生産量が多い年は小玉では販売が厳しいと考えられるため、早期出荷、完熟出荷など、目的に合った摘果を進めよう。マルチ被覆園では、露地の場合より水分ストレスがかかるため、これを考慮した摘果を行う。間引き、または全摘果の目的で摘果剤を使用した園では手直し摘果を行う。

◆灌水
 苗木や接木園では生育促進のために、乾燥が続く場合は早めの灌水(1樹当たり20㍑程度)が必要である。

◆マルチ被覆
 高品質ミカン生産にはマルチ被覆が不可欠である。極早生では、梅雨明け直後の土壌に水分を含んだ状態での全面被覆か、株元を空けない被覆割合70~90%の被覆を行う。早生では、降雨後、土壌に水分を含めた状態で7月中旬頃から被覆を行う。

◆病害虫防除
○黒点病
 黒点病の感染を防ぐため、摘果作業時に枯れ枝を除去する。薬剤はペンコゼブ水和剤600倍(30
日前まで・4回以内)
○ロウムシ類、カイガラムシ類、 チャノキイロアザミウマ
 それぞれ幼虫発生時期にスプラサイド乳剤1000倍(14日前まで・4回以内)で防除する。
○ハダニ
 ハダニ類はケルセン乳剤1500倍(7日前まで・1回以内)で防除する。(ミカンは秋津谷営農室・阪本寛之が担当しました)

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