JA紀南広報誌

2016年9月号p13-02

2016年9月号もくじ

タカナ栽培で意見交換  

県マニュアルの解説も
タカナグループ  

県マニュアルの解説があったグループ会議

 【富田川営農室】JA紀南は7月22日、上富田事業所で平成28年産タカナグループの会議を開き、生産者や県、加工業者ら17人が昨年度の販売結果や28年産の生産対策について意見を交わした。
 JA紀南管内のタカナ栽培は、27年産では10人の生産者と、JAの「農業経営事業」を合わせて約2・1㌶で取り組んだ。
 タカナの品種は葉軸が細く、加工しやすい「青ちりめん」。一度に株ごと切り取る「株取り収穫」と、加工原料としての出荷がしやすい「葉かき収穫」を行う。田辺市内の食品加工業者に出荷し、「めはり寿司」などに加工される。
 会議ではJAの販売担当者が概況を報告。収穫方法は株取りが主流だが、葉かきも増えており、10㌃当たりの収量は増加傾向にあると説明した。ただ、作付面積は横ばいが続くと予想されることから、「産地維持のため生産者を増やしたい」との考えを伝えた。
 県農業試験場の林恭平主査研究員は、今年3月に作った「青ちりめん高菜の栽培マニュアル」を解説した。株取り収穫は作業負担が少ない分、収量が少ないのが課題だったため、試験場が収量増加と省力化を目指した技術開発を平成25年から進めマニュアル化したという。
 林研究員は「青ちりめん」栽培のポイントとして、定植時の密植や施肥の増量、除草軽減も含むマルチ敷設などを取り上げた。
 生産者らは、出席した加工業者とも納品規格などで意見を交換していた。

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