JA紀南広報誌

2016年9月号p13-01

2016年9月号もくじ

業者招きミョウガ講習  

夏場の管理方法を学ぶ
秋津川・長野地区  

業者の岡矢光弘さんから説明を聞く生産者ら

 【中央・三栖谷営農室】秋津川や長野地区で、今年から導入したミョウガの生育が順調だ。7月20日には秋津川で栽培講習会があり、生産者17人が夏期の栽培管理を学んだ。
 JAがすすめるミョウガ栽培は、奈良県五條市のミョウガ生産・加工業者、岡矢食品工業との契約栽培によるもの。講習は秋津川の山本定一さんの園地で行い、同社の岡矢光弘さんが講師を務めた。
 ミョウガは日差しが強すぎると生育が鈍り、茎葉の日焼けが頻発するため、日照時間の短い場所に定植することを基本としている。
 栽培管理面では、岡矢さんが生育促進のための除草の重要性を訴え、「除草剤を用いず、手で引き抜いて」と話した。細く弱った茎を根元から刈り取る間引きも実演し、水分を保つため、刈り取った茎を敷き草にすることを呼びかけた。
 灌水については「地温上昇を抑え生育を促し、根茎腐敗病の原因菌を抑制する効果がある」と話した。
 特に根茎腐敗病は、奈良県や高知県などのミョウガ主産地で猛威をふるい、倒伏や枯死を招く病気で、地温30~35度で原因菌が活性化することから、岡矢さんは「朝や日中の灌水は、水分の蒸発によりかえって地温が上がるため、夕刻に行ってほしい」と強調した。
 ミョウガの本格的な出荷は、収量が安定する3年後を見込む。全量をJAが買い取り、塩漬け加工し岡矢食品に出荷する予定だ。

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional