JA紀南広報誌

2016年9月号p12-01

2016年9月号もくじ

50㌃でブルーベリー栽培  

7月中旬からは観光農園
中辺路町・松平末夫さん・久也さん  

色付いた実を選んで収穫する松平久也さん

 【富田川営農室】中辺路町川合の松平末夫さんのブルーベリー園では6月中旬から、ブルーベリーの収穫が始まっている。
 松平さんは約50㌃に「オレゴンブルー」「ティフブルー」など、50品種のブルーベリーを栽培する。12年前、販売が停滞する梅の代替え作物としてブルーベリーに着目した。静岡県の生産者を視察するなどして、息子の久也さんと10本の苗を植えたのが始まりだ。
 最初に植えた苗は生育が悪く、試行錯誤の連続だった。「ブルーベリーはpH3~4の酸性土壌を好み、中性から弱酸性土壌の梅園には定着しにくかったのだろう」と言う。
 問題解決のため、地元の製材所から廃棄されるスギやヒノキの外皮を分けてもらい、そのチップを園地に敷き詰めた。pHが酸性であるチップによりブルーベリーに合う土壌へと改善された。ブルーベリーの毛細根が徐々に土壌に広がり、しっかり根付いたという。
 6月中旬から7月上旬までは早生品種を収穫し、JAのAコープや「紀菜柑」に出荷する。7年前からは観光農園を始め、7月中旬から、観光客にブルーベリー狩りを楽しんでもらっている。
 松平さんは「息子夫婦も販路拡大や商品開発にアイデアを出しながら頑張っており、頼もしい。ブルーベリー狩りは昨年1千人ほど来てくれたが、今後は3千人を目標にしたいなぁ」と笑顔で話す。

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