JA紀南広報誌

2016年9月号p10-02

2016年9月号もくじ

 

◆病害虫防除  

〇ウメシロカイガラムシ
 年3回発生し、第3世代は8月下旬~9月上旬頃に発生する。幼虫は1~2年生の若い枝に好んで奇生する。適期を外すと効果が落ちるため幼虫発生期に防除する。薬剤はスプラサイド乳剤40(1500倍・14日前まで・2回以内)、またはアプロードフロアブル(1000倍・7日前まで・2回以内)。

〇アメリカシロヒトリ
 年3回発生し、第3世代の幼虫発生時期は、9~10月頃。若齢幼虫は集団で生活しており、天幕(クモの巣のような幕)を形成しているため、発生次第捕殺する。老齢幼虫になると広範囲に拡散するため、発生初期に防除を行う。 薬剤防除は、マブリック水和剤20(4000倍・21日前まで・2回以内)、またはフェニックスフロアブル(4000倍・前日まで・2回以内)。多発した場合、食害により貯蔵養分の蓄積が低下し、翌年の着花・結実に影響を及ぼすことがある。

◆元肥の施用  

 元肥は、貯蔵養分に蓄積と翌年の花芽充実を図るために施用する。根の活性が高く降雨による高い肥効が見込める10月上旬までに施用することで、効率よく養分を吸収できる。遅くとも10月末までに施用する。10㌃当たりFTE入り梅スモモペレットを100~120㌔施用する。

◆スモモの病害虫防除  

〇カイガラムシ類
 梅と同様に幼虫発生期に防除する。薬剤はスプラサイド乳剤40(1500倍・14日前まで・2回以内)、またはアプロードフロアブル(1000倍・14日前まで・2回以内)。(富田川営農室・原大輔)

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