JA紀南広報誌

2016年9月号p04-02

2016年9月号もくじ

売れる数も跳ね上がる!  

梅宣伝キャラバン隊を評価
平成28年産青梅販売反省会で  

消費者と接し梅ジュースなど旬の梅の加工方法をPRする梅宣伝キャラバン隊のJA職員

 JA紀南が5月から6月にかけて全国の量販店などに派遣した「梅宣伝キャラバン隊」の効果を認める声が市場から出ている。
 7月26日、JA中央購買センターで開いた平成28年産青梅販売反省会でも「並べるだけだと1日10しか売れない青梅も、農家の宣伝隊が立てば50、100と売れる数は跳ね上がる。来年も多く派遣してほしい」との要望があった。
 梅宣伝隊は梅シーズンの消費地の店頭に出向き、消費者に対面で梅ジュースや梅干し、梅ジャムなどの加工方法の他、梅の機能性などをPRする。今年は梅生産者やJA女性会、青年部、職員ら73人を隊員登録し、土日を中心に関西、関東、中京など全国約49カ所でのべ113日活動した。
 JAからは梅シーズンに店頭用ポスター、梅加工のリーフレット、ポップや産地紹介のDVDを提供。今年は縁起が良いとされる「申年の梅」や、みなべ・田辺の梅システムの「世界農業遺産」も絶好のPR材料とした。市場からは「販促資材的にも十分な内容だ」との声が聞かれ、宣伝隊派遣とでさらなる相乗効果を発揮できたと見ている。
 反省会は次年度対策会議を兼ねて開き、全国24の市場関係者とJAや生産者代表の計70人が意見交換した。今年の梅は果実の生育が早く、6月中旬以降に出荷量が減り、市場の販売数量確保の面で課題を残した。市場出荷量は計画の4000㌧を約16%下回る3347㌧にとどまった。
 消費宣伝に関して市場は、「長い目で見ると販促活動の大事さが分かる。特に梅宣伝隊のように、生産者が来て、消費者と出会い、売る楽しみや、時には大変さを味わうことが産地のためになる」と語り、宣伝隊の派遣増加に期待を寄せた。

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