JA紀南広報誌

2016年7月号p13-03

2016年7月号もくじ

花き  

◆土壌消毒  

○太陽熱消毒
 時期は梅雨明け後の日射が強くなる頃が最適だ。土壌改良資材の投入後、畝幅60~70㌢の小畝を立て、灌水チューブ等で土壌下層にまで水分が浸み込むまで灌水する。土壌全体をビニール等で覆い密閉する。この状態で30日程度蒸し込む。石灰窒素を使用する場合は10㌃当たり100㌔施用する。

○熱水・蒸気消毒
 熱水や蒸気消毒は、数日程度の短期間で深層まで消毒ができる。土壌条件等にもよるが、熱水で約30~40㌢、蒸気で約20~30㌢程度の消毒が可能である。熱水ではハウスで蓄積した塩類の除去ができ、蒸気では土壌の団粒形成効果等がある。一方、多量の水が必要で、燃料等のコストが高くなる。高温となる熱水や蒸気の取り扱いには十分な注意が必要である。

○薬剤消毒
 太陽熱消毒と同様で、クロールピクリンやバスアミド微粒剤を撒きビニール等で密閉する。処理期間は夏場の高温期であれば短期間で処理できるが、刺激の強いガスが発生するため、使用にはガス抜き等十分な注意が必要である。   (富田川営農室・愛須美博)

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