JA紀南広報誌

2016年7月号p13-02

2016年7月号もくじ

水稲  

◆水管理  

 田植え後、苗が活着したら、できるだけ2~4㌢の浅水にして分けつの促進と有効茎の増加を図る。分けつ数が確保できたら根の活力維持、肥効の調節、倒伏防止、収穫作業の能率向上のため中干しを5~7日間行う。中干しは極端な乾燥は避け、軽くひび割れができる程度を目安とする。中干し後はできるだけ間断灌水に努め、土壌が還元(酸素が少ない)状態にならないように管理する。

◆追肥の施用  

 追肥の施用時期を誤ると無効分けつが多くなったり、倒伏の原因となるため、時期や量に注意する。施用量は品種によって違うため表2を参考に施用する。なお、元肥に省力タイプの一発肥を使用している場合は追肥は施用しない。

◆病害虫防除  

 主に出穂前のコブノメイガ、ウンカ類、ヨコバイ、カメムシの防除はMRジョーカーEW(2000倍・14日前まで・2回以内)、紋枯病はモンカットフロアブル(1000倍・収穫14日前まで・3回以内)。いもち病にはダブルカットフロアブル(1000倍・穂揃期まで・2回以内)、またはブラシンフロアブル(1000倍・収穫7日前まで・2回以内)とする。
 カメムシについては、出穂後の吸汁被害は斑点米を生じさせ、品質が著しく低下するため防除を徹底する。また、出穂2週間前と出穂期頃の畦の草刈りも有効だ。薬剤はスタークル顆粒水和剤(2000倍・7日前まで・3回以内)。  (富田川営農室・田中大介)

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