JA紀南広報誌

2016年6月号p20-03

2016年6月号もくじ

コラム  

今の想い
販売部長 山本 二郎  

 コラムは、8年前のとんだ支所、4年前の上秋津支所に続き、今回の販売部で3回目の執筆となる。
 合併前から通算すれば、在籍年数等に差異はあるが、これまでさまざまな部門を担当した。それにより、JA事業の内容を幅広く理解し経験することはできたが、反面、各事業に深く精通できていないことが私の弱点でもあろう。
 いま、JAの事業部門では、専門性を持った職員が求められている中、広く薄くJA業務を経験した私にとっては、大変厳しい職場環境ともなってきている。
 できる限り職責を果たすよう精一杯努力はしているが、結果が十分ではなく、組合員の皆様に大変ご迷惑をお掛けしているとも感じ、毎日が反省すべきことばかりだ。
 同じ反省はしないようと努力し、また反省をする繰り返しの毎日。組合員の皆様には、どうぞ、今まで以上に叱咤いただきますよう、改めてお願いしたい。
 内容は変わるが、今年は申年だ。申年は天変地異や政治・経済情勢が荒れると言われている。迷信か、統計的にそうなのか、定かではないが、過去に起こったことの一つひとつは間違いの無い事実だ。
 過去の申年での大きな自然災害では、平成16年に新潟県中越地震があった。遡って昭和19年には東南海地震が起きた。今年は3月下旬に、みなべから田辺でひょうが降り、管内でも梅で5億円を超す大きな被害が出ている。
 そして、4月14日からの熊本県を中心とする震災で甚大な被害がもたらされている。被害を受けられた皆様には心からお見舞いを申しあげつつも、「やはり申年なのか」と思ってしまうのである。
 「備えあれば憂い無し」とは言われるが、大きな災害発生を考えれば備えとしてできることは限られてくる。何かあった時に頼りになるのは人と人の関係であり、思いやりと勇気ではないかと感じずにはいられない。本欄を書きながら、「自分にできることは何か」と強く問いかけている。
 梅の収穫も近づいている。縁起が良いという「申年の梅」として、認定された世界農業遺産をより広めるためにも、今年の成果となるよう、また数年後の軌跡ともなるよう、販売部として懸命に取り組みたいと気を引き締めている。

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