JA紀南広報誌

2016年6月号p15-02

2016年6月号もくじ

こだわりの増産へ研修会  

県果試は水分管理で講演
JA紀南みかん部会  

県果樹試験場からミカンの水分管理を学ぶ

 JA紀南みかん部会(小谷真一部会長)は4月27日、JA中央購買センターコピアでミカンの栽培研修会を開いた。高品質栽培を目指す「こだわりグループ」に所属する生産者ら42人が参加し、平成28年産の生産対策を確認した。県果樹試験場の担当者による講演もあり、温州ミカンの水分管理について学んだ。
 小谷部会長はあいさつで「JA紀南のこだわりミカンは市場の評価が高く、増産の要望も強いが、栽培面積や生産量は横ばいが続いている。生産者やJAの皆さんには、生産量の増加に向け、こだわりミカンに挑戦したことのない方に高品質栽培のメリットを広めてほしい」と訴えた。
 講演では県果樹試験場栽培部の鯨幸和さんが、温州ミカンの夏から秋期の適正な水分管理について講演した。
 鯨さんは、果実の生長の変化を大きく3つのステージに分類し、増糖・減酸・肥大が進む時期と木の水分ストレスの相関関係を示し、適正な水分管理による高品質栽培を解説した。
 平成25年に品種の育成者権が失効し、全国で産地化が進む「ゆら早生」についても、市場から高評価を得た26年産の気象データに基づく水分管理モデルを紹介。「品質で競合他産地を上回り、先行地としての地位を盤石のものとしよう」と呼びかけた。

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