JA紀南広報誌

2016年6月号p12-02

2016年6月号もくじ

花き  

◆土壌改良  

 ハウス施設内では、除塩効果の高い緑肥作物のソルゴー等を播き土壌環境の改善に努める。緑肥作物は土壌消毒のタイミングに合わせ土壌改良資材としてすき込む。その他の土壌改良資材としては、バーク堆肥、ピートモス、プロ有機等があり、土壌の保水性、排水性を促すため、このような有機物資材を施用する。ただし施用量は土壌分析結果によって判断する。

◆土壌消毒  

 土壌消毒は、連作障害を引き起こす土壌伝染性病害や土壌センチュウの密度を低下させることが目的で、次のような方法がある。

○太陽熱消毒
 土壌改良資材投入後に耕運し土壌の下層まで水が浸み込むように灌水する。その上から土壌全体を隙間の無いようにビニールで被覆して30日以上蒸し込みを行う。

○熱水・蒸気消毒
 熱水・蒸気消毒は、短期間で土壌の深い層まで処理できる。熱水消毒は、蓄積した塩類の除去効果がある。蒸気消毒は土壌の団粒形成効果が期待できるなどのメリットがある。双方とも、高温となるため機械の取り扱いには十分に注意する。

○薬剤による防除(消毒)
 薬剤防除にはクロールピクリンやバスアミド微粒剤等がある。処理期間は、夏場であれば10日程度の短期間で済むが、刺激の強いガスが発生するため、適正な処理に努め、身体や周辺の民家への配慮が必要である。詳しくは営農指導員までお問い合わせください。   (大辺路営農室・射場直之)

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