JA紀南広報誌

2016年6月号p05-01

2016年6月号もくじ

オープン10年目に入る  

運営会が第9回総会
新委員長に前田さん  

平成19年にオープンし、地域に浸透している紀菜柑

 田辺市秋津町にあるJA紀南のファーマーズマーケット「紀菜柑」は、平成19年3月にオープンしてから10年目に入っている。4月20日には、中央購買センターコピアに管内17支部の支部長・班長らを集めて第9回運営会総会を開き、販売高アップに向け、試食販売や手作りポップの作成、消費者利用者イベントなどに重点的に取り組むこととした。本部・支部の役員交代もあり、運営委員長は中山昌尚さんから前田雄大さんに引き継いだ。

 平成27年度の紀菜柑の販売高は前年比103%の約6億3300万円。出荷登録会員数は1198人(28年3月31日現在)。
 27年度は、紋日や連休を中心に餅つきや豚汁サービス、試食等のイベントを行い集客に努めた。来店客数は前年並みの35万7千人。店内販売の他、かんきつ類を中心に宅配便で約1万9千個口を取り扱った。JAグループで提携した県内外の33の直売所に約2800万円を販売した。大阪の量販店(ライフコーポレーション)への販売高も約3800万円になった。
 前田新委員長は「店舗の基礎ができているが、工夫の余地はまだまだある。出荷者のアイデアを出し合い集客と売上げアップに取り組みたい」と抱負を語る。
 総会後には、(一社)農協流通研究所主任研究員の望月章史さんが「直売所は『ここでなくっちゃ』と言われるまで」と題して講演した。
 望月さんは「紀菜柑」の立ち上げ時に店舗運営指導をした経験があり、10年目に入った紀菜柑に「マンネリ化が進んでいないか」と問題提起した。「競争激化の中、売上げが上がるか下がるか大事な時期だ」と述べ、出荷者に対して、①お客様目線で売り場を見て改良すること②他の直売所を見て勉強すること③商品ポップは出荷者自身で書くこと―を呼びかけた。
 平成28年度の紀菜柑運営会の本部役員は次の皆さん。(敬称略)
 委員長=前田雄大(田辺市・万呂)▽副委員長=田中文夫(同・新庄)・玉井芳宏(同・上秋津)・森司(同秋津川)

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