JA紀南広報誌

2016年5月号p14-03

2016年5月号もくじ

コラム  

バレーがくれた経験
事故相談課長 山本健二  

 10年ほど前、先輩から「小学生にバレーボールを教えているのだが手伝ってくれないか」との誘いがありました。これが私のバレーボール指導者の第一歩です。
 最初は、教え方もわからず、戸惑い、自分がするより教える難しさを感じながら指導していました。時には、先輩と2人で強豪チームの練習試合を見に、何カ月間も足を運び、練習方法や選手の動き方など、参考になることは、自分のチームに取り入れ、強いチームを作りたいとの思いを馳せて切磋琢磨したことを思い出します。
 子どもたちと一緒に汗を流し、練習を積み重ねるにつれ、上達していく子どもたちの姿が見えてきた時には教え甲斐を感じます。
 1勝を目標にスタートしたチームですが、厳しい練習にも耐え、勝ちたいという思いの結果、3年後には初の県大会出場を果たしました。結果は1回戦敗退、でも新たに次の目標ができました。
 その後、近畿大会出場や、夏の全国大会県予選でベスト4に入るなど、夢の全国出場は叶いませんでしたが、好成績を収めることができました。これも子どもたちと一緒にがんばった成果です。
 その後、別のチームの指導者になりました。知らない地で保護者や子どもと上手くやっていけるかとの不安もありましたが、目標を持って練習を重ねることで信頼を得ることができ、県大会出場など成績を残せるようになりました。
 チームは平成25年12月、スポーツ少年団県大会で準優勝し、全国大会出場の切符を勝ち取り、指導者、保護者、子どもたちの夢が叶い歓喜に沸いた瞬間でした。
 全国大会では、緊迫した試合の中、子どもたちの一生懸命さに感動し、結果ベスト16に入ることができ、いい経験ができたし、またこの舞台に来たいと思いました。
 私自身、バレーボール指導者の役に就き、子どもに出会ったからこそできた経験の数々です。
 子どもには、バレーという団体競技をする中、技術もそうですが、礼儀や人への思いやり、仲間の大切さを知ってもらい、苦しい時があってもやり遂げるという思いをもって、これからの人生に役立ててほしい…。自分自身いつまでやれるかわかりませんが、このことは言い続けていきたいです。

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