JA紀南広報誌

2016年5月号p12-03

2016年5月号もくじ

創意工夫で基準徹底を  

梅生産者らが現場監査
「SQF」「G‐GAP」研究会  

監査員2人が生産現場をチェック;

 JA紀南の梅農家でつくる「SQF」と「G‐GAP」の梅生産研究会(岩見健生会長)は2月26日、会員11人が27年度の内部監査として、梅干し生産工程の現場を精査した。
 「SQF(安全品質食品)」「G‐GAP(農業生産工程管理)」はともに食品安全管理の国際規格。基準をクリアするためには農薬保管や在庫管理、作業場の安全性などに対し徹底した工程管理が求められる。JA紀南は、ブランド力の向上や販路拡大につなげるため、平成22年、この規格を取り入れた生産研究会を立ち上げた。
 メンバーは全員、内部監査員研修を受講済みで、今回は2人が監査員となって会員3人の農薬、農機具の保管状況や加工現場、製品保管施設などをチェックした。
 会員の生産環境では、梅選果機の錆び落としや塗装のはがれの補修、食品機械専用油の給油といったメンテナンスが適切に施されていた。
 漬込みタンクも、配置図やタンク内の状況を示した表を掲示し、作業者が容易に状況を確認できるようになっており、生産者が考案した5S(整理・整頓・清掃・清潔・習慣付け)のマニュアルも掲示するなど、創意工夫とマニュアル整備によって基準徹底に取り組んでいた。
 研究会では、28年度に地元保健所の検査を受け、「衛生管理プログラム推進営業」認定を、全会員が取得する取り組みも進める。
  (加工部・林行則)

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