JA紀南広報誌

2016年5月号p12-01

2016年5月号もくじ

ミョウガ栽培へ研修会  

JA通じて奈良に販売
秋津川・長野地区  

岡矢光弘さんから指導を受ける生産者

 【中央営農室】秋津川地区や長野地区では今年から26戸の農家がミョウガ栽培を始める。24日には秋津川で植え付け研修会があり、生産者やJA職員ら約30人が集まり、ミョウガ生産者から栽培方法を教わった。
 今回の栽培は、奈良県五條市でミョウガの生産・加工を行う㈱岡矢食品工業との契約によるもの。研修会では同社の岡矢光弘さんが講師を務めた。
 五條市はミョウガ産地だが、近年、高齢化や獣害、異常気象が原因とみられる病害などにより、生産量が大きく減少している。同社も原料確保が難しくなり、他の加工業者を通じてJA紀南を紹介されたという。
 ミョウガは、低温で水が豊富な山間部が栽培適地であるため、JA紀南では秋津川や長野地区の生産者に栽培を呼びかけた。
 研修会では、岡矢さんがミョウガの根の植え方などを指導。施肥や除草剤を控え、極力自然のままで生育させることや、地温上昇を抑えるため夏場はひんぱんに水をかけることを指導した。
 JA紀南を通じた岡矢食品との契約栽培で、一定価格での買い取りが決まっていること、9月頃の収穫期が梅の作業と重なりにくいことが利点となる。1年目から収穫できるが、本格的な出荷は3年後を見込む。
 秋津川の坂本増巳生産販売委員長は、「安定収入が見込める点や、高齢化が進む中山間地域には、軽量品目で作業負担が少ないミョウガは魅力だ。秋津川でも昔はミョウガ栽培が盛んだったし、復活への嬉しさもある。収量を見ながら徐々に栽培面積を増やしていければ」と話していた。

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