JA紀南広報誌

2016年4月号p19-01

2016年4月号もくじ

いかに販売するかが大切!  

有機などの産地事業で講演
有機「田辺印の会」  

画像の説明

 有機栽培グループ「田辺印の会」(前田謙会長)は2月12日、中央購買センターコピアで研修会を開き、埼玉県の㈱ジーピーエスの工藤友明事業本部長が、同社が運営する有機農産物を含む産直事業の展望について講演した。会員とJA職員ら28人が参加した。
 同社は系列の「パルシステム」という生協を通じ青果だけでも全国約300産地と協定を交わして産直事業を展開。JA紀南「田辺印の会」も有機栽培の青梅やかんきつ類を販売する。
 パルシステムは独自の基準を設け、有機JAS認証を取得した有機農産物を「コア・フード」、慣行の半分以下に農薬使用を減らした特別栽培農産物を「エコ・チャレンジ」と位置づけ、それらの比率を高めようとしている。
 産直のトップブランド商品である「コア・フード」について工藤本部長は「比率は全体の5%だが、これを拡大したい。安全・安心であることと、生産者とつながっている商品であることを消費者にもっと伝えたいと思う」と話した。
 「地域興しとして有機栽培は有効だが、作るだけではなく、いかに販売するかがもっと大切。生産者と消費者は対等な関係にあり、双方をつなぐのが私たち流通の役目だ」と語った。
 田辺印の会のメンバーに対しては「山を守りながら、特産物を守るのは大変なこと。有機を盛り上げ、次のもっと楽しいことを考えられるような関係を作りたい」と呼びかけた。

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