JA紀南広報誌

2016年2月号p13-01

2016年2月号もくじ

フルーツパラソルに期待  

木熟デコポン生産で実証
中央営農室  

指導員らが果実一つひとつにパラソルを装着

 JAの中央営農室は12月14日、田辺市上秋津でデコポン(不知火)の袋掛けの代わりに使う生産資材として期待される「フルーツパラソル」の実証試験として、営農指導員らが資材の装着作業を行った。
 デコポンの袋掛けは、果実の凍結や霜害対策として行っているが、袋掛け作業の手間に加え、雨が袋の中に入ることで、腐敗など品質低下を及ぼす点が課題となっている。
 フルーツパラソルは、果実の果梗部にウレタン資材を傘状に被せることで雨を防ぐ。ホッチキスで簡単に装着できることから、省力化が期待できる。JAでも平成26年度から試験的に導入し実証を行っている。
 この日は営農指導員と、資材を開発した星野株式会社の担当者ら9人が、2本のデコポンで作業を行った。
 初年度は鳥による食害が多かったため、対処として果実一つひとつにネットを被せた後、果梗部にしっかり巻きつけホッチキスで留めた。約2時間で200個に装着した。
 中央営農室の田ノ瀬佳男指導員は「誰でも簡単に作業できるのが大きなメリットだ。ただ、袋に比べて価格が高いことから、耐用年数などコスト面からも検証したい」と話していた。

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