JA紀南広報誌

2016年2月号p11-04

2016年2月号もくじ

花き  

◆病害虫防除  

○灰色かび病
 灰色かび病の病原菌は、湿度が高い時に形成され、風や振動で飛散し、病害虫被害痕から侵入しやすい。また、窒素過多等により軟弱に生育した植物組織などから侵入・伝染する。
 施設栽培で暖房設備があれば、風の循環を行い湿気の滞留を防ぎ予防に努める。暖房設備がなく、保湿のために密閉したハウスやトンネル等の加湿状態で被害が多発しやすいため、水のやりすぎ等による加湿に注意し、風通しをよくする。また、病害を予防したり、咲き終わった花をこまめに摘み取ったり、肥培管理を適切にすることでも予防できる。
 農薬防除は予防・初期防除を徹底し、薬剤はローテーションで使用する。

○菌核病
 菌核病は低温多湿条件で発生が多くなり、収穫後や栽培管理中の傷から感染することが多い。症状は、茎や葉に白いカビが発生し、後にねずみの糞状の黒い塊の菌核を形成する。発生した場合は被害株を除去し、余分な下葉をかき、通気を良くする。防除薬剤は、トップジンM水和剤(1500倍・5回以内)で防除する。
   (中央営農室・佐藤健一)

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional