JA紀南広報誌

2016年12月号p12-03

2016年12月号もくじ

「着色がすごく鮮やか」  

上芳養の園地を視察研修
木熟201グループ  

今年の木熟の状況を説明する石神一弘さん

 高品質ブランドミカン「木熟201」に取り組むJA紀南の木熟201グループ(東良彦代表)は10月28日、田辺市上芳養の園地の視察研修と販売対策会議を開き、生産者14人が生育状況や出荷規格などについて申し合わせた。
 「木熟201」は、開花から201日以上、木に成らせて木熟で収穫するJA紀南のミカンのトップブランドで、厳しい品質基準を設けている。昨年の出荷者は12人。
 糖度向上を図るため、適地栽培はもちろん、マルチ被覆で水分吸収を抑えて木にストレスを与えたり、きめ細かな剪定を行うなどの管理を徹底している。
 この日は上芳養地区の石神一弘さんの80㌃の園地にある「宮川早生」「田口早生」「坂本早生」を見た。石神さんからは、標高が高く寒暖差が大きいため着色が早く進むという園地特性や、今年は8月の少雨のため例年より灌水の頻度を増やしたといった説明があった。
 状況を確認した生産者からは「着色がすごく鮮やかだ」などの声が聞かれた。
 視察後はJA上芳養支所で会議を開き、JAからは今年の温州ミカンの生育状況や販売情勢を報告。生産者からは「9月以降の多雨で酸抜けが早まり、浮き皮が心配だ」「競合産地の情勢はどうか」といった質問があった。
 この日は出荷メンバーの他、「木熟201」に興味のある若手農家も参加。「JA紀南で最もレベルの高いミカンの栽培園地を見ることができ、大いに刺激になった。自分も、そのレベルに到達できるよう頑張りたい」と話していた。

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