JA紀南広報誌

2016年10月号p04-01

2016年10月号もくじ

スーパーライフへ販売拡大  

紀南産のかんきつや野菜を発送
各直売組織に出荷呼びかけ  

専用コンテナに詰められてライフへの発送を待つJA紀南の農産物

 販路拡大対策の一環としてJA紀南が取り組んでいるスーパーライフへの販売が拡大している。平成27年度の販売高は前年比172%の約3856万円。28年度に入っても1カ月平均328万円と前年同時期に比べ7割増しのペースだ。現在107人の出荷者があり、JAでは新規の出荷を呼びかけている。

 スーパーライフは近畿地区や首都園で展開する大手スーパーマーケットチェーン。近畿地区にある約150店舗のうち、27年度には45店舗で産直コーナーを設置しており、「28年度中には60店舗以上に拡大したい」という。

ライフの岩崎高治代表取締役社長と本田勉JA組合長

 JAは共選出荷の青梅や梅加工品で取引きがあった中、取引市場の紹介で、25年11月から新規に野菜やかんきつ類の販売を始めた。
 直売所「紀菜柑」を拠点に大阪の新天保山と堺にある流通センターに週3回発送している。日常の定番野菜と季節感を出した温州ミカンや晩柑類などで、イモ類や、周年出荷の原木シイタケもある。
 JAは出荷者の出荷希望を発送日の1週間前にライフ側に提案し、3日後に注文数量が確定し、ライフが商品を買い取る仕組みだ。
 県内でライフに産直販売しているのはJA紀の里、JA紀南、JA紀北かわかみの3JA。ライフは今年6月、3JAとも連携し産直市場のような新業態の店舗「ビオラル」1号店(靭店)を大阪市西区にオープンし、和歌山産の農産物出荷にも期待を寄せている。

ビオラル靭店の産直コーナーを見る「紀菜柑」田村眞次店長

 7月15日には同社の岩崎高治代表取締役社長らが訪れ、JAに出荷拡大の要請があった。岩崎社長らは、すさみのエダマメやなかへちの原木シイタケの生産現場や紀菜柑を視察した。
 JAは、「紀菜柑」をはじめ各直売組織に、各直売所への出荷を確保したうえでのライフ出荷への積極的な参加を呼びかけ、「28年度中に出荷者を150人に増やしたい」と考えている。

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