JA紀南広報誌

2015年9月号p12-02

2015年9月号もくじ

 

◆病害虫防除  

○アメリカシロヒトリ
 今年は6月に第1世代の発生が確認された地域があるため、第2世代(7月下旬~9月上旬頃)、第3世代(9月下旬~10月上旬頃)の発生にも注意する。発生初期にはクモの巣のような天幕を形成し集団生活するため、枝ごと除去し捕殺するとよい。薬剤防除はマブリック水和剤20(4000倍・21日前まで・2回以内)、またはフェニックスフロアブル(4000倍・前日まで・2回以内)を発生初期に散布する。

○ウメシロカイガラムシ
 多発すると落葉や枝の枯死を招き、樹勢低下の要因の一つとなる。8月下旬~9月上旬が3回目の幼虫発生期となり、幼虫発生はダラダラ続く。薬剤防除はスプラサイド乳剤40(1500倍・14日前まで・2回以内)、またはアプロードフロアブル(1000倍・7日前まで・2回以内)を散布する。

○元肥の施用
 元肥は貯蔵養分の蓄積と花芽の充実を目的に行う。翌年の着果・結実具合は、落葉までの木の貯蔵養分によって決まるため、9月の気温・地温の高いうちに施用し吸収させることが重要だ。FTE入り梅スモモペレットを10㌃当たり100~120㌔施用する。低地力園では10㌃当たりナタネ粕200㌔、または鶏糞300㌔を施用する。(中央営農室・小谷周平)

◆スモモの病害虫防除  

 スモモについてもウメシロカイガラムシの防除時期となる。幼虫は特に1~2年の若い枝を好んで寄生する。スプラサイド乳剤40、またはアプロードフロアブルで防除する(使用基準は梅と同じ)。   (中央営農室・小谷周平)

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional