JA紀南広報誌

2015年5月号p27-02

2015年5月号もくじ

つれもていこ~よ No.100  

中古沢橋梁(九度山町)  

国内で唯一現存するトレッスル橋の「中央沢橋梁」

 中古沢橋梁(なかこさわきょうりょう)は南海高野線・下古沢駅~上古沢駅間にあります。険しい山岳地帯にかかる橋梁は国内でも珍しいトレッスル橋で、全長67・6㍍、高さ33・4㍍。昭和2年に大阪から高野山をつなぐため当時の高野山電気鉄道が造りました。
 トレッスル橋は、鉄骨をやぐらのように組み上げた橋梁。兵庫県香美町の余部鉄橋が有名でしたが、平成22年に新しい橋に架け替えられています。
 中古沢橋梁は基礎の台座以外にコンクリートを使っておらず、上部は鉄骨を三角形に組んで桁をつなぐトラス構造。トレッスルとトラスを組み合わせた橋は日本に元々2つしかなく、現存はここだけです。平成24年には同学会から「土木遺産」に選ばれています。
 中古沢橋梁の真下には展望デッキが設置され、電車の通過予定時刻を記した時刻表があり、電車が通過する際に迫力ある様子を仰ぎ見ることができると、鉄道ファンから人気です。
 所在地は伊都郡九度山町中古沢。電車の場合は、南海高野線、上古沢駅を下車、旧道のトンネルを抜け、道なりに徒歩約20分。車の場合は、国道370号線沿いの「ドライブインことぶき」の横の橋を渡り、旧道のカーブを左に向かって道なりに進み、徒歩約10分。(JA紀北かわかみ発信)

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