JA紀南広報誌

2015年2月号p09-04

2015年2月号もくじ

花き  

◆病害虫防除

○灰色かび病
 花での発病の場合、多湿条件でねずみ色のかびを形成する。花弁に発生すると先端部は枯死する。また、株元の発病では花茎切除跡や老化葉から地際部に感染し、株枯れを引き起こすことがある。
 防除対策として、農薬散布は予防・初期防除を徹底し、散布は晴天の午前中に行い、薬剤はローテーションで使用する。薬剤はアフェットフロアブル(2000倍・3回以内)、またはフルピカフロアブル(2000~3000倍・発生初期・5回以内)、またはポリベリン水和剤(1000倍・発病初期・5回以内)等を使用する。

○菌核病
 低温多湿条件で発生が多くなり、水浸状の病斑が茎の上下に拡大するとともに茎を取り巻くようになると、病斑部から上の茎葉が萎れて枯死する。病斑部は褐色から黒色に変色し、やがて白い綿状のかびに覆われ、最後は黒いねずみ糞状の菌核が形成される。
 対策として、菌核は土の中で長期間生きるため、発生した圃場では連作を行わない。余分な下葉をかき、通気を良くする。発生した場合は被害株を除去する。灰色かび病の防除と兼ね、トップジンM水和剤(1500倍・5回以内)等の薬剤を散布する。
   (営農指導課・松下達郎)

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