JA紀南広報誌

2015年12月号p12-01

2015年12月号もくじ

センサー付き囲いわな  

国の補助での設置進む
JA紀南管内  

施工業者の指導のもと設置を進める生産者ら

 【中央営農室】JA紀南管内では10月下旬から11月上旬にかけて、生産者や営農指導員らが協力し、4カ所で獣害対策用のセンサー付き囲いわな(檻)の設置を進めている。10月28日には秋津川地区で生産者12人や指導員が設置作業を行った。
 わなの設置はシカ、イノシシ、サルなどの獣害に悩む県内の中山間地域を対象に国の補助で進めており、県の捕獲実績の実証試験が主な目的だ。
 JA紀南管内では昨年、近露、上富田地区に設置。このうち上富田のわなは現在白浜町玉伝に移設している。今年度は秋津川のほか、三栖、長野、新庄地区に設置する。
 わなは金網やコイルを組み合わせて設置の手間を簡便化しており、容易に移設することができる。
 この日は生産者、指導員のほか、県の担当らが協力し7㍍四方のわなを設置。組み合わせた金網同士をコイルでつなぎ、周囲を杭で補強した。約2時間の作業でわなが完成し、誘引用のエサとして規格外のミカンを周辺に置いた。
 今後は地区の生産者らが見回りやエサの補充を行う。秋津川の坂本増己生販委員長は「これほど大掛かりなわなを設置するのは初めてだ。手探りでの稼働だが、生産者みんなの力で、獣害から地域を守りたい」と意気込みを話した。

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