JA紀南広報誌

2015年12月号p11-02

2015年12月号もくじ

野菜  

◆野菜全般  

○降雨対策
 降雨対策としては、圃場の排水改善や、高畝にしておくなどの対策が大切だ。降雨後は風雨によって生じた傷口から、病原菌が植物体に侵入し、軟腐病やべと病、斑点細菌病などを発病する可能性があるため、早急に予防を行う。
 薬剤散布は、葉についた泥を洗い流すように行い、畝の表面が硬化している場合は、表面を軽く耕すことも、根の活力の維持に効果的である。

◆ウスイエンドウ  

○ツルの誘引
 支柱を立て、網目18㌢ほどのネットを張っておき、ツルが伸び始めたら垂れないように20~30㌢間隔にテープを張って誘引する。テープを強く押さえ付けると、ツルがネットの面に集中し、通風や受光状態が悪くなり、収量の減少や病害が発生する恐れがあるため、多少のゆとりを持たせる。

○病害虫防除
 立枯病予防のため、タチガレン液剤(500倍・播種後および生育期、ただし播種後2カ月後まで)を株元にたっぷり土壌灌注する。
 ハモグリバエ対策は、ピタットトルシーを2㍍間隔で1枚設置し、発生の状況を見ながら薬剤散布を行う。発生が多い場合は、アファーム乳剤(2000倍・3日前まで・2回以内)等で防除する。
 なお、ハモグリバエに特に効果が高いとされるハチハチフロアブル(1000~2000倍・収穫前日まで・2回以内)やパダンSG水溶剤(1500~3000倍・収穫前日まで・3回以内)は、春の多発時期まで使わず、切り札としてとっておくのもポイントだ。(富田川営農室・田中大介)

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