JA紀南広報誌

2015年11月号p11-02

2015年11月号もくじ

編 集 記  

■「アッ、食えなかったんだ」。秋晴れの下のミカン採り、むいたばかりのミカンを口にする手が止まる。なぜなら、検査のため1週間の食制限を余儀なくされていたからだ。ミカンを畑で食べるのは、農作業の喉の乾きを潤す楽しみだったのに。食制限中は繊維質の物はすべてダメ。豆腐にバナナ、ゆで卵、メロンパン、鶏ささみの食事を1週間続けた。2日前まで晩酌はOKだったのが救いだった。でも、考えてみれば、この程度の食制限は、世間の例からすれば完全な甘えだろう。亡き父が、誤嚥性肺炎で食べられなくなった辛さは、私のそれではないはずだ。今は従来の食事に戻ったが、食べることの有り難みを痛感したひとときだった。(山本)

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