JA紀南広報誌

2014年6月号p23-03

2014年6月号もくじ

つれもていこ~よ No.89  

観海閣(和歌山市)  

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 古くから景勝地として有名な新和歌浦に、対岸の名草山にある紀三井寺を眺めるための拝殿として建てられた水上楼閣の「観海閣」があります。
 観海閣は、承応2年(1653年)、万葉集にその名が残る妹背山と呼ばれる小島に、紀州藩主の徳川頼宣が母・養珠院(お万の方)のために建立したといわれています。
 昭和36年(1961年)の第二室戸台風で倒壊し、現在ある建物は昭和38年(1963年)に復元されたものです。
 玉津島神社の向かいにある県内最古の石橋「三断橋」を渡り、名草山にかかる月を眺める絶好の場所として知られます。
 潮の満ち引きでその佇まいが変わる観海閣。近年、若者が訪れる観光スポットとしても人気が高いです。
 また、妹背山には、観海閣と同時期に頼宣が養珠院の菩薩を弔うために建てた総欅(けやき)造りの養珠寺多宝塔がある他、近くには亡父家康の霊を祀った東照宮を訪ねることもできます。
 この観海閣を含む和歌の浦一帯は国の名勝に指定されています。
 所在地は和歌山市和歌浦中3丁目。JR和歌山駅から和歌山バス「新和歌浦行き」で約25分、「玉津島神社前」下車。観覧無料。付近に駐車場はありません。お問い合わせは、和歌山市観光課(電話073・435・1234)。
(JA和歌山中央会発信)

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