JA紀南広報誌

2014年6月号p12-02

2014年6月号もくじ

水稲  

◆水管理  

 田植え後、苗が活着するまでは、やや深水(4~5㌢程度)の状態を保ち、活着後は分けつの発生を促すため、2㌢程度の浅水状態とする。また、分けつを促進させるため、4~5日に1度の割合で水を入れ替える。

◆中干し  

 分けつ数が目標とする穂数の80%程度を確保できた頃から中干しを開始する。中干しを行う目的は、根の活力維持、肥効の調節、倒伏の防止があげられるが、程度が強すぎるとかえって根を傷めたりするため、田面に小さい亀裂が入る程度とする。

◆病害虫防除  

○葉いもち病
 気温が14~30度(特に25度前後)で湿潤条件が続く場合に発生しやすい。近年、6月頃に台風や強風雨のあることもあるため対策は抜かりなく行う。防除はダブルカットフロアブル(1000倍・穂揃期まで・2回以内)等で行う。

○雑草防除
 初期剤、または一発処理剤の散布後、残り草が多い場合は中期剤、または後期剤を導入した防除体系を組む。
 田植え後15日~ノビエ3・5葉期まではサンパンチ1キロ粒剤(収穫60日前まで)を湛水散布、またはグラスジンMナトリウム粒剤(有効分けつ終止期~幼穂形成期前、収穫60日前まで)を落水散布する。なお、グラスジンMナトリウム粒剤は散布後2日以内の降雨で効果が落ちるため、晴天が続く時を選んで散布する。  
(大辺路営農室・撫養義雄)

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