JA紀南広報誌

2014年5月号p12-03

2014年5月号もくじ

花き  

 気温が上昇するため、施設内では換気に努める。また、乾燥には注意し、適宜灌水を行う。
 露地の花きでは、土壌の乾燥に注意し、適宜の灌水、また多雨に備えた排水路を整備しておく。病害虫の発生に留意し、薬剤防除を行うが、いずれも初期防除が重要である。

◆シルバーリーフコナジラミの防除  

 黄化葉巻病のウイルスを獲得した「シルバーリーフコナジラミ」はトマト黄化葉巻病を媒介する。感染する植物は限られているが、感染力が強く、発病は急速に広がる。花き類では施設栽培のトルコギキョウに甚大な被害を及ぼす。秋に発生が多いが、施設では冬季を除き世代を繰り返す。病徴は葉が小型化し、葉脈が隆起し、葉表を内側にして巻き、節間が萎縮する。
 防除にあたっては、黄色粘着テープを設置し発生を把握する。
 施設開口部に0・4㍉程度の防虫ネットで被覆し、侵入を防ぐ。少発生のうちに5~7日間隔で薬剤防除を行う。
 ベストガード水溶剤(1000倍・4回以内、※ネオ二コチノイド系)、スタークル顆粒水溶剤(2000倍・4回以内、※ネオ二コチノイド系)、ノーモルト乳剤(2000倍・2回以内、※IGR系)、チェス顆粒水和剤(5000倍・4回以内、※ピリジンアゾメチン系)で抵抗性回避のため、ローテーション防除を行う。
   (中央営農室・尾野敏之)

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