JA紀南広報誌

2014年5月号p06-01

2014年5月号もくじ

梅干しを使ったスイーツ  

兵庫の女子大と共同で考案中
紀州田辺うめ振興協議会  

 田辺市とJA紀南でつくる紀州田辺うめ振興協議会(会長=真砂充敏田辺市長)は、県外の女子大学と共同で梅干しを使ったスイーツを考案中で、梅タルトなど3品の試作と試食を重ねている。平成25年度からの2カ年計画で、今秋の試験販売をめざす。
 梅干しを使ったスイーツの考案は、兵庫県尼崎市の園田学園女子大学に協力を依頼した。13年から学園祭の梅製品販売で交流のあることに加え、同大学には製菓や食を学ぶ生活文化学科があり、論文の課題に梅の歴史や効能を取り上げる学生もいるためだ。
 昨年6月に「梅を使ったスイーツ作り」の連携協定を締結し、同大学の木原禎希准教授の指導で学生らが試作を始めた。
 最初にクッキーとパウンドケーキを試作。さらに、塩分調整や香りづけなどを改良しながら、梅マドレーヌ、梅タルト、梅ブッセの3点のレシピを考案した。
 梅タルトは、アーモンド、バター、砂糖、鶏卵で作ったクリームに、刻んだ梅と梅干しの裏ごし、フリーズドライの梅干しを加えている。専門家を交えた試食でも、梅タルトは「味のバランスが良く、生地もサクッと風味豊か。青梅の酸味と塩味を絶妙な程度に感じる」と好評だった。
 梅ブッセも「しその香りが良く、酸味もあってバランスが良い。土産品として喜ばれそう」、梅マドレーヌは「オーソドックスだが、梅干しを使い非常に完成度が高い」との評価で、手応えを感じている。
 考案作業に参加する同大学生活文化学科2年の立田優希さん(20)は「梅干しには塩分とクエン酸があり、お菓子の材料にはあまり聞いたことがなかった。塩分で生地が伸びにくかったり、塩抜きが大変だったり、難しかったが、いいものができた。多くの方に食べてもらいたい」と、試験販売に向けて夢を膨らませている。
 3品は木原准教授の監修でレシピを調整中で、今秋には同大学の学園祭や田辺市の農林水産業まつりなどで試験販売を行いたい考えだ。

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