JA紀南広報誌

2014年3月号p23-03

2014年3月号もくじ

つれもていこ~よ No.86  

藤白神社(海南市)  

画像の説明

 海南市街を眼下に、遠く和歌の浦、紀淡の海を見晴るかす万葉故地、藤白の御坂の入口に位置し、太古さながらの楠の大樹に抱かれた藤白神社の由緒は古く、景行天皇5年の鎮座に始まります。
 孝謙天皇の玉津島行幸以来、藤白王子、あるいは藤白若一王子権現社と呼ばれ、「藤代」とも表記されました。
 平安から鎌倉時代にかけて熊野信仰が高まる中、この地に大鳥居を建て、熊野一ノ鳥居として熊野九十九王子中、最も格式の高い5躰王子の一つとなり、熊野聖域の入口、門として、祓戸王子が鳥居の近くに設けられました。
 歴代上皇法皇の熊野御幸は延べ100回に及び、藤白神社には必ず宿泊され特別な催事が行われました。
 藤白神社には、昭和41年に県の無形民俗文化財に指定された鎌倉時代から続く獅子舞の芸があります。
 この獅子舞は建仁元年(1201年)、後鳥羽上皇の熊野行幸の途中、藤白王子で開いた歌会で、旅情を慰めるために演じられたのが初めだと伝わっています。
 藤白神社の所在地は海南市藤白466、アクセスはJR海南駅から徒歩20分、または和歌山バス「藤白」を下車し徒歩約5分。無料駐車場もあります。お問い合わせ先は、電話073・482・1123。(JAながみね発信)

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional