JA紀南広報誌

2014年3月号p14-01

2014年3月号もくじ

非農家から農業新規参入  

出身地でレタスなど栽培
田辺市中三栖・浜野孝人さん  

画像の説明

 【富田川営農室】田辺市中三栖の浜野孝人さん(38)は、平成25年4月に農業に参入した新規就農者だ。初年度から出身地のとんだ地区に90㌃の圃場を借り、トウモロコシ、レタス、ブロッコリーを栽培し、軌道に乗れば規模拡大も視野に入れている。
 実家が営む仕出し・飲食業に就いていたが、「年々縮小する農業は逆に将来性があると思った」というのがきっかけ。家族の反対を押し切って就農の道を探った。農水省が導入している「青年就農給付金」の活用も気持ちを後押しした。
 圃場はすべて借地だ。作物の出来が圃場によって違うことが分かり、土づくりや施肥、土壌改良の重要性を痛感した。病害虫防除も初めてで、昨年レタスの市況が安定した時期には、害虫被害の洗礼を浴びた。「1年目はすべて経験、次の年につなげたい」と言う。
 2月下旬まで続くレタスは多い日で30ケース(12~22玉入り)をJAとんだ集出荷場に出荷している。農業の各種情報を吸収しようと、JAの販売や営農指導担当者とのコミュニケーションも重視している。
 「他の業種も農業も同じだが、生き残るためには特色を出していかねば。地産地消、もっと地元産物を地元で使ってもらえるよう、地域ブランドの良さを発信したい」と浜野さん。とんだ地区では貴重な就農者、“金の卵”的存在だ。同じ地区で就農者の仲間が増えることも願っている。

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