JA紀南広報誌

2014年3月号p11-02

2014年3月号もくじ

野菜  

 3月になると、気温の上昇とともに、春野菜類の生育が活性化する。同時に病害虫の発生も多くなるため、圃場管理には特に注意が必要となる。

◆ニンニク  

 3月は球根肥大期となる。この時期の乾燥は厳重注意だ。収穫まで適宜灌水を行う。

○裂球防止
 土壌の乾燥後の多雨(水分過多)により裂球しやすい。乾燥が続けば適宜の灌水と、多雨に備えた排水路の整備が必要である。

○防除
 春腐病対策として、Zボルドーの500倍液、またはICボルドーの50倍液の灌注を定期的に行う。

○追肥
 球根肥大期の、この時期の追肥は、裂球を招き肥大を阻害するため行わない。

◆ウスイエンドウ  

○整枝
 ツルを放任するとサヤが小さくなる。またうどんこ病やハモグリバエの発生を助長するとともに薬剤散布の効果も薄くなる。
 整枝は一気に仕上げることなく少しずつ順次間引いていく。1㍍当たりのツル数を25本程度に制限する。第1花下数節から発生する側枝を間引いていく。

○病害虫防除
・マメハモグリバエ
 気温が高くなる時期には世代交代サイクルが短いため、適宜薬剤散布を行う。防除は、ハチハチフロアブル(1000~2000倍・収穫前日まで・2回以内)を中心にローテーションで行う。
・うどんこ病
 発生初期の発見に努める。整枝の弱い草本では、防除は困難となる。蔓延すると品質が著しく低下するため、特に注意が必要である。防除薬剤はトリフミン水和剤(3000~5000倍・収穫前日まで・5回以内)。

○褐紋・褐斑病
 湿地ほど被害が多く、多雨前と後の予防散布が重要であり、トップジンM水和剤(2000倍・収穫前日まで・3回以内)、またはペンコゼブフロアブル(500倍・収穫14日前まで・2回以内)で防除する。
  (大辺路営農室・尾野敏之)

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