JA紀南広報誌

2014年11月号p22-01

2014年11月号もくじ

こもれび  

お気に入りの時間
野村 文代(田辺市上秋津)  

 若かりし頃は行動的で新しいもの好きな性格だったように思います。
 結婚して22年、子どもたちも大きくなり、子育てに時間を費やすこともなくなりました。その分畑仕事や、今まで義母に頼っていた仕事も任されるようになり、私はいっそう出不精で新しいことに無頓着な性格に変わってしまいました。
 そんな私ですが、今ささやかに楽しんでいるのがパソコンで色々と検索すること。本来はスマホをスイスイッと使いこなしたいところですが、今なおスマートフォンを持っていない私は、時間を見つけてはパソコンに向かっています。
 食いしん坊の私が、特に注目しているのが料理上手な方のブログや料理レシピのサイトを見ること。それらを参考に、自分流にアレンジして楽しんでいます。
 家族からは「これは何?」とか「これどうやって食べるん?」などの質問が多々ありますが、細かいことは気にしません。予想外の味だったりして、残念ながら一度きりで姿を消す物もありますが、再度食卓に上る物も多くあります。
 今、お気に入りでよく見ているのが京都で農家をしている方のブログです。自家栽培している旬の野菜を使い、野菜本来の味わいを感じられる料理が紹介されていて、もう一品ほしい時の副菜には最適です。我が家でも、義母が季節の野菜を育ててくれているので、これらの料理には持って来いです。
 最近気になっているのが梅干しを使った料理。梅を作っている農家であるのにも関わらず、梅干しを使った料理といえば、青魚と一緒に煮たり野菜の和え物にする他は、塩抜きして甘く煮るくらいにしか使っていなかったのです。
 先日食事に出かけた時、梅を使ったピザがメニューにあったので、梅干しが苦手な娘の反対にも負けず注文しました。梅の風味がしっかり感じられるのに前に出過ぎず、チーズとの相性が抜群で娘にも大好評でした。
 主人からの強いリクエストもあり、梅干しを使った料理を検索してみると、バターやマヨネーズと一緒に使ったり、ホワイトソースやチーズと合わせているメニューなど、たくさんあって驚きでした。
 調理すると使いづらいと思っていた梅干しでしたが、意外な調味料と合わせることによって酸味が抑えられ、まろやかになるなど、美味しさを引き出せるのだ、と目からウロコでした。
 今はまだ、焼飯とパスタに入れてみたぐらいで大ヒット作には巡り合えていませんが、主人と「ああでもない、こうでもない」と仲良く(?)意見を交わしており、そのうち娘にも美味しいと言ってもらえる一品ができればと思っています。
 パソコンの扱いにもやっと慣れてきたところですが、時代はやっぱりスマホやタブレット。そろそろ我が家の社長に購入を申請してみようかなと思う今日この頃です。   (上秋津支所管内)

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