JA紀南広報誌

2014年11月号p16-03

2014年11月号もくじ

コラム  

野球一色家族!  

口熊野支所長
津本 靖之

 初めて書く本欄の題目に選んだのは「野球」である。そこで、幼い頃から現在までを振り返ることにした。私の地元の上秋津は、野球好きな方が大変多く、今でも盆になると盆野球があり、中学生からシニアまで幅広い年代で野球を楽しみ、しかも真剣勝負が繰り広げられている。
 私も幼い頃から、小学校や神社で「やらこボール」で野球遊びをしたり、スナック菓子を買ってはプロ野球選手のカードを集めた。また小6の時、たまたまテレビで見た「箕島×星陵」の試合に感動したことを今も鮮明に覚えている。
 プロ野球では大の巨人ファンで、当時のショート、河埜和正に憧れていた。ただ私の野球は中学生の部活までで、野球の夢は子どもに託すことに…。長男が小3の時に少年野球に入り、再び野球とのつながりが深まることになった。
 子どもの試合を間近で見て、がむしゃらな姿に感動し、のめり込んでしまった訳だ。以来次男もお世話になり、私もコーチを経て、監督として5年間指導をさせてもらった。家族が野球一色で、野球を詳しく知らなかった妻と話に沸くことも度々で、耳栓が欲しいぐらいの情熱は凄いと感じていた。
 3年前、上秋津少年野球クラブの30周年記念大会が開かれ、関係者や地域の方々に大変お世話になり、改めて地域の野球に対する思いの熱さが伝わる大会だった。
 また毎年冬には上秋津出身で広島カープのバッテリーコーチである植田幸弘さんに、未来のプロ野球選手たちへ、との想いで野球教室を開いていただき感謝している。
 長男は高校も野球部に入ったが、肘の故障でリハビリを含め約1年半、辛く厳しい時を過ごした。野球を辞めたいと告げられたこともあったが、チームメイトの励ましでがんばった。甲子園に向けた最後の夏の大会、9回の1イニングだったが、紀三井寺球場のマウンドに立つ息子の姿には感極まった。
 「野球」は、礼儀やチームワーク、根性を身につけ、勝つ喜びや負ける悔しさとともに成長させてくれるスポーツなのだとあらためて思う。プロ野球も大詰めだが、我が家では妻が解説者で一喜一憂。巨人がクライマックスに勝利し、10月25日からの日本シリーズに出るのを楽しみにしている。

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