JA紀南広報誌

2014年11月号p12-03

2014年11月号もくじ

花き  

◆スターチス  

○灰色かび病の防除
 灰色かび病はスターチスで最も要注意の病害だ。開花期以降の花弁、花梗が茶褐色になるため発病の確認は容易で、多湿下では被害部に灰色のかびが見られる。特に1月~3月に発生しやすいが、栽培期間中を通じて注意が必要だ。また、灰色かび病の菌で地際部が侵され、下葉から萎れ、やがて枯死株となる場合がある。
 防除対策は、施設内の低湿度管理が重要で、特に開花期以降に曇雨天が続く場合は循環ファンの活用や、暖房機が作動しない場合は、送風だけでも行い施設内の空気の流動化を図る。また、採花の際は地際のごく近くを切らず、花茎を5㌢程度残して切るようにする。
 薬剤防除の場合は、開花が始まると感染しやすくなるが、それ以前は感染しにくいため、蕾が見え始めた頃からの予防散布が良い。散布は茎葉だけでなく、株元もていねいに行う。防除薬剤は、ポリベリン水和剤(1000倍・5回以内)、トップジンM水和剤(1500倍・5回以内)、ロブラール水和剤(1000~1500倍・8回以内)、フルピカフロアブル(2000倍・5回以内)など。他の薬剤は営農指導員に問い合わせる。

◆葉ボタン  

○葉かき
 頂上部に葉を30枚程度残し、中段から下の葉を中心にかき取るが、かき過ぎないように注意する。生育中期以降は、葉かきをこまめに行った方が草丈は伸びやすい。(芳養谷営農室・前田智也)

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