JA紀南広報誌

2014年11月号p05-01

2014年11月号もくじ

ミカンのフードプランが縁  

互いに産地・消費地を往来
上富田生産者と生協組合員  

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 上富田地区で取り組むミカンのフードプラン栽培が縁となり、取引先であるコープこうべと上富田の生産者が産地・消費地を互いに往来して交流。安全・安心で美味しいミカンの流通を認識することで信頼を深め合っている。

極早生ミカン試食宣伝
毎週コープこうべ訪問  

 温州ミカンシーズンに入った9月27日からの毎週土曜日、上富田みかん部会でコープこうべのプライベートブランド(フードプラン)に取り組む生産者が、取引先のコープこうべの店舗に極早生ミカンの試食宣伝に出向いている。
 同生協での試食宣伝は、生産現場の情報を伝え、消費者の声を収集し生産・販売の参考にするため行っており、昨年から女性を中心に参加している。
 初日の9月27日は、生産者の女性4人と職員2人が参加し、2組に分かれて、同生協で来店客が1、2位という神戸市内のシーア店と神戸北町店の店頭に立った。
 上富田のフードプラン栽培の「日南の姫」が陳列棚に並ぶ中、生産者らは前を通る来店者に声を掛け、旬のミカンの試食を勧めた。
 来店者の大半は試食前に「すっぱくない?」という問いかけがあり、酸味に非常に敏感であるとの印象を受けた。品種は出始めの「日南の姫」で酸度は抜けていたが、「日南一号」、早生へと品種が変わるにつれ、さらに平均糖度を上げる努力が必要だと思った。
 次年度に向けては、さらなる食味向上に向け、マルチ被覆やフィガロン散布の対策も強める必要性が感じられた。今後グループの研修会などを通じ、訪問した消費地の状況を伝え、対策を検討する予定だ。
 試食宣伝の取り組みは「店頭で直接自分たちが作ったミカンを販売し、消費者の生の声を聞ける」と参加者から好評だ。試食宣伝は、10月25日までの計5日(のべ6店舗)を予定。10月4日以降は女性2人と職員が出向いている。
(富田川営農室・中平剛史)

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