JA紀南広報誌

2014年10月号p23-03

2014年10月号もくじ

つれもていこ~よ No.93  

戸津井鍾乳洞(日高郡由良町)  

 戸津井(とつい)鍾乳洞は、日高郡由良町の白崎海岸から衣奈(えな)方面に向かった所にある県内唯一の観光鍾乳洞です。
 鍾乳洞ができたのは、今から約2億5千万年前の古生代ペルム紀と推定され、この時期の鍾乳洞では学術的に貴重とされています。
 大正2年から石灰の採石場として使われてきましたが、昭和20年の採石事業終了とともに閉鎖。その後、住民から鍾乳洞開発の声があがり、平成元年7月に見学施設としてオープンしました。
 鍾乳洞は石灰岩でできており、洞窟の延長は約100㍍と短いものの、年間を通じて気温が15度に保たれ、冬は暖かく、夏は涼しい快適な環境です。
 洞窟の内部は、石柱の間、景観音の間、玉石の間、平静の間、蟹の横洞、針天井の間の6つの間からなり、中でも針天井の間は「天のカーテン」といわれるほどきれいな場所です。
 内部の鍾乳石は、亀の形をした「大亀石」、龍が天に昇るように見える「昇り龍」など形に合わせてネーミングされています。「白蝋(はくろう)の滝」は数㌢ほどの鍾乳石が無数に下向きにぶら下がっている不思議な光景です。
 所在地は日高郡由良町戸津井。JRきのくに線・紀伊由良駅下車し、タクシーで20分。駐車場もあります。入場料は大人200円、小人(6~15歳)100円で、営業日は土日祝日。営業時間は9時~17時。正月、春休み、夏休みなどの特別営業あり。お問い合わせは電話0738・66・0406。 (JA紀州発信)

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