JA紀南広報誌

2014年10月号p14-03

2014年10月号もくじ

カメムシ対策で研修開く  

農薬の適正使用の説明も
梅特別栽培研究会  

 JA紀南梅特別栽培研究会(野久保太一郎会長)は9月3日、JA紀南ふれあいセンターで研修会を開き、30人が梅の害虫対策や農薬の適正使用などについて学んだ。
 同研究会は、農薬の使用回数や種類を制限したり、有機質100%肥料を用い、環境に配慮した梅栽培を行っている。
 研修会では県うめ研究所の貴志学研究員が講演。カメムシなど、梅の主要害虫に関する防除対策や生態について説明があった。
 カメムシは夏から秋にかけて現れる成虫(越冬成虫)が多いほど、翌年の発生数が増加するという。今年も現時点で成虫が多い傾向にあるため、来春以降のカメムシ発生に警戒を促すとともに、効果的な農薬散布を行うなど、防除対策についての説明があった。
 研修では他に、JA和歌山県農植物バイオセンターの九鬼渉センター長から、農薬散布時の周囲への飛散(ドリフト)防止についての講習があった。
 営農指導課の榎本雄司指導員は「今年の梅時期はカメムシの飛来が多く、農薬を制限使用している園地では、虫の吸汁による果実の腐敗や落果被害が多発した。こうした研修を行い、害虫の生態や対処法を共有することで、今後の栽培に活かしていきたい」と話していた。

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