JA紀南広報誌

2014年1月号p14-02

2014年1月号もくじ

 

 蕾が膨らみ、1月末から2月には梅の開花を迎える。25年産は開花時点では予想もつかない豊作傾向となったが、26年産産が安定して生産できるよう、栽培管理と園地を再点検しよう。

◆整枝・剪定  

 秋から整枝・剪定作業を進めていると思うが、近年の干ばつなどの影響を受け、樹勢が低下した木では、発芽を促がすための切返しや、スソ枝の切り上げなどを再確認する。

◆交配用ミツバチの設置  

 主力の「南高」は自家不和合性であり、同じ品種の花粉では結実しない。風媒による授粉は期待できず、受粉樹の花粉を運ぶミツバチの働きが生産安定には重要となる。地域によっては、ミツバチの巣箱が設置されるが、梅の安定生産のためには、ミツバチの導入は不可欠だ。
 巣箱の設置は、日当たりの良い、北風の直接当りにくい場所の方がミツバチの活動が高まる。また巣箱のミツバチの出入口は、南向きにする方が良く、巣箱に雨水が入らないように、やや低くすることが大切だ。
 巣箱設置の詳細は、営農指導員に尋ねてほしい。特に開花期間中はミツバチ保護のため、薬剤散布は避けるとともに、開花前のアブラムシ防除等、巣箱の設置場所への十分な気配りが必要である。
(営農指導部・谷口光宏)

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